いっしーのなんでも実験室

Webエンジニアが日常で気になったことについてあれこれ考えを綴るブログです。最近は料理にハマっています。

ピーマンには毒がある?ピーマン嫌いが苦味と向きあう

ピーマンには毒がある。と言うとやや大袈裟な話ですが、とある本を読んだことをきっかけに知った話です。

私がピーマンに毒があることを知ったきっかけは、この本を読んでからでした。

それまでは全く知らずに生きてきたのですが、ピーマン嫌いからするとどうでもいい話かもしれません。

それ以外にも意外なものに毒があったり、文字通り変な毒があったりと、冷やかしがてら読んでいたつもりが、最後の方には楽しく読み終わっていた1冊でした。

苦味とは

舌で感じる苦味は、本来は毒があるものを示す味として認識されるため、甘味や塩味に比べて非常に敏感に感じやすくなっています。

ピーマンには毒がある。と冒頭に言ったものの、人体に影響がないくらいの微量のアルカロイド成分が含まれているというくらいです。

ピーマンの苦味の原因は

先ほど触れた毒の一種であるアルカロイドは、体の反応として毒性があるものを苦味として検知する性質での反応で苦いと感じています。 とそれ以外にもワタやタネに多く含まれている、ピラジンに苦味成分があります。ピラジンは、軽つえきをサラサラにする効果があると言われています。

苦味を抑えるためにはどうしたらいいのか

1つ目のアルカロイドは、油に溶けやすい性質があるらしいので、軽く油を通すと軽減させることができるようです。

2つ目のピラジンは、ワタやタネに多く含まれているので、それらを極力取り除くことで苦味を抑えることができます。

1つ目は毒性成分であるため、取り除くことに越したことはないと思いますが、2つ目のピラジンは、血液をサラサラにする作用があることから苦味と引き換えにメリットを失ってしまうため、悩ましいところですね。

最後に

何と言われても、まだ苦味を受け入れられないので、これからも苦味を抜く戦いは続きそうです。 ピーマンの苦味が好きな人にとっては、余計なことをしてくれるな。ということが聞こえてきそうですが。